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2021.07.25 第2期「キャリアシフト・コーディネーター養成講座」第6回(最終回)実施報告

     

    今年5月9日に開始した当講座は、全編をリモートで行い、7月25日、最終講座となりました。
    「第2期」は、一部内容を変更し、交流分析の学びが加わり、コーディネーターとしての自分を見つめ、今後の相談者との向き合い方にも繋がる学びを得ました。また、「第1期」と同じテーマの回も、講師陣がそれぞれ内容を進化、深化させ、再受講の参加者もより一層学びを深めました。

    第2期受講者は11人。修了条件が8割以上の出席となっているため、第2期の修了者は8人となりました。それから第1期に欠席した分のカリキュラムを受講し、7人の方が修了され、第1期・第2期合わせて26人が本養成講座を修了されました。
    修了証授与もリモートで行いましたが、写真の皆さんの笑顔をご覧いただけましたら、お気持ちが伝わると思います。

    次に、今回の講座概要を報告します。
    ☆最終回は、次のカリキュラムで行いました。
    1コマ目:「Story Telling ~相手から共感と信頼を得る自己証明づくり~」
    講師:松﨑 妙子 氏(人材開発コンサルティング ボン・クラージュ 代表)

    2コマ目:「総括 ~新生涯現役への展望~」
    講師:柳原 正年 氏(富山社会人大楽塾 代表)

    1)「Story Telling ~相手から共感と信頼を得る自己証明づくり~」は、第1期でも全員が初めて学ぶテーマで、とても楽しんでいただけましたが、第2期でも「楽しみ!」という声をいただいておりました。
    このストーリーテリングが、キャリアシフト・コーディネーターとして、なぜ必要なのか?どのように活用することが有効なのかを、第2期も初めて学ぶ方々が多かったため、ストリーテリング概論から始まり、「効果」と「有効なシーン」の説明が行われました。また、単なる自己紹介ではなく、「感情」が伝わるからこそ、相手に響くことを知りました。ストーリー作成のパターンを教わり、それに沿ってマイストーリーをつくり、ペアのメンバーに話す(まさにストーリーテリング)ことで、「書いただけでは気づけないことに気づくことができた」という感想も出ていました。

    2)「総括 ~新生涯現役への展望~」では、過去5回の講座を振り返りながら、私たちは何のために生きるか、何のために働くか、という究極のキャリア論を深く学ぶことができました。

    20年前とは大きく異なるキャリアシフトの形を、具体的に、肌身で感じられるほど、わかりやすく説明を受けることができました。そして、どれほどの人がキャリアシフトの変化の現状に気づき、動いているか、自分に問いかけ、周りの知人のことを考える機会をいただきました。
    コロナ禍はいまだに社会を不安にさせていますが、講師の「青春とは・・・夢を持ち、希望の浪をとらえる限り、100歳であろうと、人は青春なのです。」という言葉に強く胸を撃たれ、目の前のことをチャンスととらえ、柳原講師のように「新生涯現役」、変化を楽しむ生き方の提唱を、全員が共鳴しました。
    終始笑顔で明るく力強く話される柳原講師のお姿と、今回の内容は、本講座全6回の総括となる素晴らしい講義となりました。

    【最後の感想タイムコメント】
    ・豊かな経験の上に先を進まれている先輩方がいることで、「自分もやれる!」と思えた。
    ・のんびりとしたムードの中にもスパイスが効いた学びがたくさんあり、キャリアアップで
    できることがあると感じた。
    ・学びと成長をあきらめることはないと思った。
    ・今後のキャリアをかんがえることが楽しみになった。
    ・自分がやれることへの気づき、みなさんに話すことの大切さを実感し、自信がついた。
    ・講座の中、ご一緒した方々のお話の中から、たくさんの指針をいただいた。

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    ☆キャリネットの新しいキャッチフレーズ:

    「人は、ひとりでは自分を学べない」

    ~これからも、共に学び、共に語らい、希望をもって行動していきましょう。~

    最終回担当:松崎妙子