ゲストトーク&交流会

2021.08.21 北陸イグナイト&キャリネット広場 実施報告

     

    8/21に開催した北陸イグナイト&キャリネット広場の報告です。
    これまで対面で実施してきた北陸イグナイト&キャリネット広場ですが、コロナ感染拡大のため今回初めてフルリモートにて開催しました。参加者は21名でした。

    今回のテーマは「70代のモチベーション」
    70代、今も現役でご活躍なさっているゲストスピーカーのお二人に、これまで歩んでこられた人生を振り返り、モチベーションの保ち方、人生のとらえ方などを伺いました。

    ●前田幸三郎氏 (丸文通商株式会社 顧問)
    テーマ:「悔いのない人生を全うしよう」
    病気との出会いが人生観を大きく変えたとおっしゃる前田さん。病気をも出会いととらえ、そこから得られた思いを「何事も明るく、後ろを振り返らないでおこう」「嘘、偽りのない人生で信頼を得よう」という言葉でお話いただきました。
    ご自身のモチベーション維持の方法もたくさんご紹介くださいました。新しいことを学ぼうとする前向きな気持ちをもっていること、感謝の気持ちを忘れないこと、友人とのお付き合いは積極的に参加すること、夢を持ち楽しむこと・・・。
    私たちも今から実行すればワクワクドキドキの楽しい70代をすごせると思える具体的な内容が満載のお話でした。

    ●市井啓子氏 (I.S.K有限会社 代表取締役)
    テーマ:「人生、前しかないよ!」
    富山テレビ放送アナウンサーを経て独立、フリーとしてご活躍の市井さん。若い時はあがり症だったことを明かされ、自己改革をめざされたということです。「自分に足りないものや足りないことは、足りないと思ったときに取り入れればいい」という姿勢が、その都度必要なことを前向きに学び続けることにつながり、それがモチベーションになっているとのことでした。また、「出会いが自分や会社をステップアップさせてくれている」と、出会いに対する感謝の思いも話されました。
    最後に相田みつを氏の「そのうち」という詩を朗読され、参加者は目を閉じて詩の言葉をじっくりと味わいました。

    ●交流会(グループトーク)
    ゲストスピーカーを中心に2グループに分かれ、座談会で感じたこと、印象に残ったこと、気づいたことなどの感想をはじめ、座談会では聞くことのできなかったこと、より詳しく聞きたいことに応えていただきながら交流を図りました。
    さらに、小さなグループにわかれ「70代どのような自分でありたいか」「70代の自分のイメージ」などを思うままに楽しく話し合いました。

    【アンケートから参加者の声(抜粋】        
    ●今日、印象に残ったことをお聞かせください。
    ・参加された方全員のモチベーションの高さ
    ・前田講師より「夫婦円満の秘訣・・・感謝の気持ちを伝える」「命があることに感謝すること」市井講師「パーフェクトでなくてもやってみる」「良いところを見る」「自分のバリアを取る」「自己改革」
    ・今日の話も、どれもよかったのですが、特に、前田さんの数多くの病歴と、その後感謝の気持ちで夫婦仲良く過ごしていること、市井さんの誤解や嫌なことがあっても常に前向きな気持ちで過ごしていることに一番、感銘しました。
    ・前田さんがご紹介くださった「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」この言葉は浸みました。当に岡野先生と出会いキャリネットに参加させて頂いていることが証です。また市井先生のプロフェッショナルな凛とした姿勢は改めて尊敬です。同時に組織に守られている自分の甘さを感じました。少しでも近づけるように努力したいと思います。そして皆さんとのご縁に感謝です。
    ・「前を向いていれば、出会いがある」「感謝の気持ちを持って」先輩方から良いアドバイスをいただきました。
    ・全体的な雰囲気として、とても和やかで気の張らない印象でした。実際対面でお聞きする講義形式ではなかなか味わえないのではと思える講師の方々の雰囲気のお陰でとてもリラックスできました。
    ・前田さん: 医療と御自身への信頼感の強さ、良いと思ったことを実行して活用なさっているからこそ、ご自身が楽しいことを発見することができ、そのわくわく感がエネルギーになっていると感じました。グループになった時も、相手の話に耳を傾けて丁寧に答えていらっしゃいました。なんと言っても、夫婦円満。「夫婦って二人で一人前」ご紹介してくださった言葉を生きていらっしゃると思いました。
    市井さん: お仕事がご自身を成長させ、磨いていらしたのだと感じました。幼いころの環境が大きくかかわっていることも理解できました。「自分に足りないものやことは、足りないと思ったときに入れ込んでいけばいい、何とかなる、という言葉も印象に残りました。そうやって培ってきたものが、市井さんのプロとしての仕事への想いになり、また誰かがどこかで見ていてくれることがご自身のモチベーションになっていることが伝わってきました。「出会いが自分や会社をステップアップさせてくれている」この言葉に、共感しました。
    グループワークの中で,印象に残ったこと:「人は成熟してますます若くなる」興味をもって、これまでできなかったことにいろいろチャレンジしていくと、学びたいことが次々に出てきて、活き活きとした人生になるってこと?と、自分では理解しました。

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    ☆キャリネットの新しいキャッチフレーズ:

    「人は、ひとりでは自分を学べない」

    ~これからも、共に学び、共に語らい、希望をもって行動していきましょう。~

    担当:野口喜美代