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2021.07.11 第2期「キャリアシフト・コーディネーター養成講座」第5回 開催報告

     

    当講座第2期も終盤となり、「傾聴」「交流分析」に続き、「コーチング」に取り組みました。

    ☆今回のカリキュラムは、次のとおりです。

    日 時:2021年7月11日(日) 13:00~16:30
    テーマ:「コーチング 〜相手の可能性を引き出す関わり方」
    講 師: 土屋佳瑞氏 o f f i c e A V A N C E ( オフィスアバンセ ) 代 表
    プロフェッショナルコーチ / チームビルディングコンサルタント

    土屋講師の自己紹介では、会社員時代にチームづくりに悩んだ実体験が、コーチングや交流分析を学ぶスタートだったと語っていただきました。

    1. コーチングとは
    2. コーチングが機能するには
    3. コーチングの基本スキル

    1.コーチングとは
    コーチングの語源は、COACH(馬車)。馬車が乗っている人を目的地に運ぶことをイメージし、コーチングを受ける人が、行きたい場所ややりたいことの目標達成へ導くためのコミュニケーションスキルであることから始まりました。
    経験や習熟度が低いときはティーチングが有効ですが、相手の可能性を引き出すコーチングは、「答えは相手の中にある」「たとえ今は答えがなくても答えを導く出す能力を持っている」と信じて未来や可能性に向かって、意欲や気づきを引き出すことに集中します。

    2.コーチングが機能するには
    クライアントの双方向のコミュニケーションでは、「コーチの聴く」は、9:1を目指します。
    コーチは「自己理解・自己承認・自己開示・ロールモデル」といった自己基盤をもち、その上にコーチングマインド、そして信頼関係、スキルへとつながっていきます。

    3.コーチングの基本スキル
    人は、認めてもらったり、否定せずに話を聴いてもらえると、気持ちが楽になって、自らの考えを整理しだし、やりたいことが明確になっていくことに気づきます。

    講座では2人ペアで「認めて」「聴いて」のワークを体験しました。
    最後は質問のワーク。
    相手が自由に答えられるようなオープンクエスチョンに変える練習をしました。

    最後の最後に、相手とやりとりするコーチングミニ体験をしてみたら、会話を通じて相手がスルスルと問題解決していく様子を目の前にして感嘆の声が上がるほどでした。

    チャットやグループワークを交えての中身たっぷりの講座でした。
    ただ「聴く」だけでなくて、コーチの質問で、相手の中にある可能性が導き出されていくことを学び、コーディネーターとしてのスキルに役立てたいと思いました。

    第5回担当:城川江里子

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    ☆キャリネットの新しいキャッチフレーズ:
    「人は、ひとりでは自分を学べない」

    ~これからも、共に学び、共に語らい、希望をもって行動していきましょう。~