皆様こんにちは、富山社会人大楽塾の柳原正年です。8月と9月に開催された「生成AI講座」の基調講演を担当し、講演のエッセンスを2回に分けてブログ寄稿することになりました。
第1回(前回)ブログでは、AI(人工知能)が日々の生活にもたらす利便性は計り知れないこと、また、正しい使い方を知らなければリスクが発生することなどを解説しました。
2回目(今回)は、それを踏まえ、「上手なAIの活用法」をご案内したいと思います。
活用課題を設定する前に、「AIと上手に付き合うための3つの心構え」を確認しておきましょう。
1. 柔軟性を持つ
新しい技術(AIテクノロジー)に対して心を開き、試行錯誤を恐れずに挑戦すること。
2. セキュリティ意識を高める
個人情報の管理には十分注意し、安全な使い方を心掛けること。
3. 継続的な学び
AIは進化し続けていますので、学び続ける姿勢が大切。
心の準備ができましたら、あなたのチャレンジ課題に取り組みます。
チャレンジ課題には
①「ビジネススキルアップ」としてのAI活用
②「人生のウェルビーイング」向上のためのAI活用
の二つに分かれます。
ビジネスとしてのAI活用は待ったなしの緊急課題ですが、今回は、生活系のウェルビーイング(真の幸福感)向上のためのAI活用についてご説明します。
一般家庭向けAI活用は、基本インフラが整備されるまで多少猶予期間があります。
ただし、AIは急速に進化、家庭内のDX(デジタル・トランスフォーメーション=デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革すること)により、遅くとも3年後には生活レベルで実現する見通しです。
キャリアネットに求められる「人生100年時代のライフデザイン」の基本は、「ウェルビーイング(真の幸福感)」の向上にあります。
キャリアとは、広義では「人生の生き方」を指します。職業では「仕事上の経歴・経験」を指します。
これからのキャリアネットに求められるものは、「人生の生き方」をビックデータAIの力を借りて学び、企画実践することです。
その意味で、今回は生活系のAI活用に絞ってお話しさせていただきます。
生活系のウェルビーイングの向上は、個人のライフデザインに基づき設定されますが、急速な情報化のため、その実行支援評価が困難な時代となってきました。
その原因には、人生目標の成功モデル(昭和のロールモデル=いい学校を出て大会社に入社して定年まで勤め上げるとするお手本)が、社会の変化により経年劣化、陳腐化したためです。
特に人生の折り返し地点に当たるミドルシニア世代にとって、人生後半の生き方目標(幸福観)が見い出せなくなっています。
以前行われてきた企業による「退職準備や老後準備」の啓発活動は、終身雇用の廃止や70歳定年延長の流れの中で、実施が困難となっています。そこで登場したのが、AIによるライフプランづくり(ライフデザイン)と活動支援です。最新のテクノロジーである生成AIを活用して、人類の叡智(AIの持つ集合知)を取り入れることにより、新しい時代の成功モデルをシミュレートすることができるからです。
それでは、AIによる生活系の活用方法の具体例についてご紹介します。
生活系のAI活用は、趣味趣向を含め多岐にわたりますが、家庭生活系では料理、AIレシピアプリを利用して、新しい料理にチャレンジできます。
〇 健康管理系では健康管理:健康アプリで日々の運動量や食事を記録し、AIの提案する健康管理プランを試すことができます。
〇生涯学習系では言語学習:AIを活用した言語学習ツールで、新しい言語の習得に挑戦できます。
〇趣味の学習については、絵画や音楽など、AIを使って趣味の技術を磨くこともできます。
このようにAIを使いこなすことで、より豊かな生活を送ることができますので、恐れずに楽しみながら学び、日々の生活に役立てていくことが大事です。何よりも大事なことは、人間がAIと共に豊かな第二の人生を送るためには、私たち人間固有の能力とAIの強みを組み合わせることが重要です。
最後にミドルシニアの皆さんを応援する「どうするAI~ミドルシニア世代はAIとどう付き合うか」をチャットAIで作成しましたので、ご覧ください。
このAI生成文章を、どのように受け止めるか、そしてどう活用するかは、あなた次第です。
ミドルシニアのAI活用分野は、生活・ビジネスと多岐にわたりますが、AIが得意な分野はAIに任せ、人間は空いた時間を創造性豊かなウェルビーイングの実現に向けて進化していく社会に移行します。
これからの人間生活(コミュニケーション)は、AI(人工知能学習)と生身の人間との「協働作業」となります。そのためには、AIを個人秘書役や副操縦士として活用せざるを得ないでしょう。
以下、チャットGPTによる生成文章をご覧ください。
・・・・・・・・・・・・
〔質問:お願い文〕
プロンプト(指示文)
♦チャットGPTさん
「どうするAI、ミドルシニア世代はAIとどう付き合うか」教えてください。
〔回答〕
♦AIの進化は、キャリア形成に大きな変化をもたらしています。特にミドルシニア層は、長いキャリアの中でこれまでの経験やノウハウを持っていますが、新しいテクノロジーの流れに乗ることも求められています。この世代がAI時代においても活躍するためのポイントを、以下に紹介します。
1. 経験の価値を最大化する
あなたの長いキャリアの中での経験や知識は、AIにはない価値があります。それを活かし、新しいテクノロジーとの結びつきの中で、どのように役立てることができるかを考えましょう。
2. 基本のテクノロジースキルを身につける
最先端のAI技術をマスターする必要はありませんが、基本的なデジタルスキル(PCの操作、クラウドツールの利用など)は必要です。これらのスキルを身につけることで、多くの新しい機会が開かれます。
3. メンタリングとしての役割
若い世代との協働を通じて、自らの経験や知識を伝えるメンターとしての役割を担うことができます。同時に、若い世代から新しい視点や知識を学ぶこともできます。
4. ネットワーキングの強化
50代、60代ともなれば、多くの人脈を持っているでしょう。これを活かし、新しいテクノロジーやビジネスのトレンドに関する情報交換を行うことで、自らの知識や視野を拡げることができます。
5. リスキリングとアップスキリング
新しいスキルの習得や既存スキルの向上は、いくつになっても重要です。オンラインコースやセミナーを活用し、自らを常にアップデートすることで、AI時代の変化に柔軟に対応できます。
6. 健康を最優先
AI時代でも、健康は最も重要な資産です。健康的なライフスタイルを維持し、長く活躍するための基盤を築くことが大切です。
結論として、ミドルシニア層は、AI時代においてもその価値を最大限に活かすことができます。過去の経験や知識と、新しいテクノロジーの結びつきを見つけることで、これからのキャリアをより充実させることができるでしょう。
・・・・・・・・・・・・
終わりに
富山社会人大楽塾のオリジナルキャラクターの「笑いの天使」(ウェルビ天使)のメッセージと画像をお送りします。世界の生きとし生きる人々が幸せでありますように
愛=AI
愛(あい)は、AI(あい)を作った
AI(あい)は愛(あい)をサポートする
愛は人間、AIは機械
~~~
柳原正年 プロフィール
・富山社会人大楽塾(AIを使った社会人生きがい開発塾)代表
・健康生きがい財団 健康生きがいづくりアドバイザー
・日本レクリエーション協会公認 余暇開発士 準上級レクリエーションインストラクター レクリエーションコーディネーター 福祉レクリエーションワーカー
・ニューメディア開発協会 メローマイスター(パソコン) シニア情報生活アドバイザー スマホ・タブレットアドバイザー
・デジタル庁 デジタル推進委員
・桃太郎歴史発見研究会 会長もしています。