松倉会員ブログ「運営委員は、自分磨きを学ぶチャンス」

会員の皆様、松倉由起子(まつくらゆきこ)と申します。私は富山県滑川市出身ですが、金沢市内に住み、医薬品メーカーの金沢出張所に勤務しております。


高校生の頃、何となく秘書に憧れ、秘書コースのある富山経済専門学校(旧称)で2年間、楽しく充実した日々を過ごしました。その頃の記憶がとても貴重な財産です。
私が秘書を学んでいた憧れの先生とは、劇的な感動の再会を果たしました。その先生は、私がますます憧れ続ける岡野理事長です。その再会のことをお話したいと思います。

ちょうどアラフォーといわれる年齢にさしかかった頃、地元に帰ろうか~など、さまざまな不安やこれから先に対する思案にくれたことがありました。何をしたいかを考えたとき、秘書という言葉が頭から離れなかったので、先ずは秘書検定試験準1級にトライすることにしました。40歳目前だったと思います。
筆記試験に合格し、いよいよ面接試験日。会場に着き、乗ろうとしたエレベーターのドアが開いた瞬間でした。
「え?!岡野先生!!!!」20年ぶりの再会でした。岡野先生も覚えてくださっていて、本当に嬉しかったです。その瞬間からもう私の眼は号泣寸前でした。泣きすぎて、面接試験の記憶すら残っていないくらいです。岡野先生は私たちの面接官でした。
それを機に、岡野先生がされている活動の話を聞き、日本秘書クラブ北陸支部の立ち上げに参加することになりました。そして、秘書検定やサービス接遇検定1級にも合格でき、さらに準1級面接試験担当者のトレーニングを受け、面接員にもなることができました。かつて岡野先生がされていた面接官になれたのです。そのうえに、この度、キャリアネットワーク北陸の運営委員としてお仲間に入れていただきました。

秘書検定面接官を意識しながら・・・
経専ハロウィン 芸者に仮装の岡野先生と

私の会社員生活は30年になりました。現在は総務部の金沢駐在として、一人体制で行っています。自社ビルでの総務業務ならではの奮闘もありますが、社内の指示系統は本社から降りてきて統一されているため、ある意味金沢のビルを任されているという心地よい責任感で楽しく仕事をしています。そして、自然に支店や出張所の同僚たちとのつながりが生まれ、コロナ禍から解放された5月、高松、大阪、静岡、金沢からの4人で高松旅行。金刀比羅宮の奥社まで頑張って上りました。楽しすぎて、もう第2弾を計画中です。

同僚と高松旅行

とはいえ、会社生活のその先を見なくてはいけない時期に来ています。一方で、力まずに自然体でいこう~と勝手に決めている私自身がいることは事実です。両親を亡くした経験を通し、これまでの人生で悲しかったこと、辛かったことは、私に与えられた道だという実感として強く感じ、今はそれが誇りに思えているからです。私自身のこれまでの歩みの中では、常に前を向いていれば道は開ける!と実感しています。そう実感したきっかけが、松下幸之助さんの名言『天与の尊い道がある』という言葉との出会いでした。
自分だけに与えられているかけがえのない大切な道を、心を定め懸命に歩んでいくために、興味のあることをどんどん取り入れチャレンジしていきたいと思い、運営委員になりました。役員の中で、私が最年少と聞いています。私にとって、会議での話し合いなどの全てが学びです。いただいたチャンスを大切に、自分磨きをしていきたいと思います。

実は、密かな理想があります。それは、後輩の女性から、『松倉さんのようになりたい』と言われることなのです。まだまだ磨きが足りません。皆様からもご指導をいただきたいと思っております。何とぞよろしくお願い申し上げます。

松倉由起子

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