テーマ :「足裏を刺激して冷えない体づくり」
日 時 :2023年5月21日(日)13:30-15:00
場 所 :喫茶美・鶴(高岡市)
講 師 :江幡 侑美(えばたゆみ) 氏
「ようやく開催が実現しました」という江幡先生の言葉で講座が始まりました。これまで諸事情で開催が延期され、当初予定から数か月後の開催となりました。
参加者の期待は、会場いっぱいの参加者、初顔の参加者、さらに気合いの入った参加者の服装にも表れていたように感じました。
まずは、モデルを使って(実は私です)左足の足裏マッサージを実際見せていただき、具体的に押さえるツボや力の入れ具合などを丁寧に教えていただきました。施術後、左右の足を比較すると、ほんの数分の刺激で、施術した左足だけがすっきり見えました。足が軽くなっただけでなく、体までポカポカ温かく、それは家に帰るまで続きました。
先生から足裏マッサージの仕方を学んだあと、ペアでの実技指導に入りました。先生によると、足裏は自分で見ることができず、施術はペアでするのが一番効果的ということです。先生には、ペアごとにそれぞれの足裏を見ながら、押さえるツボ、力の入れ具合をご指導いただき、「冷えが強いね」「股関節いたくない?」など、それぞれの気になるところも丁寧に対応してくださいました。ペアの一方が他方の足裏をマッサージするのですが、先生と同じような力を入れるのは難しく、「もっと強く」など、相手に伝えながら力の入れ具合を習得しました。
ペアごとの指導を受けた参加者は、部屋中に広がって交替で実習を続けました。ペアは、夫婦であったり、友達同士であったり、その場で組み合わされた男性同士であったりでしたが、終わってみると、心の距離が縮まったのか和やかに会話が弾み、まわり中が温かくてやさしい雰囲気に包まれていました。
最後は、先生を囲んで、会場提供してくださった喫茶店のぜんざいを食べながら質問タイム。気さくにどんなことにも答えていただき、体と心とお腹が満たされた充実した時間となりました。
体験による学びは実感することも多く、今回は特に自分の体に現れる変化と気持ちよさに、次回を期待する声も多く聞かれました。
江幡先生から配られた資料(足裏と内臓の関連図)を眺めながら、まずは自分でできる範囲のケアを続けようと思います。
先生には心から感謝申し上げます。ありがとうございました!!
記録: 野口喜美代