10月5日、キャリネット学苑 第Ⅰ期講座がスタートいたしました。
講座テーマは「ネクストステージのコミュニケーション技術」。
仕事はもちろん、家族や友人と良い関係を維持し続けるためにもコミュニケーションが重要であることは言うまでもありません。
第Ⅰ期は、3回シリーズで、なんとなくわかっているつもりでいるコミュニケーションについて客観的に学び直し、「ネクストステージ」への可能性を拡げることが目的です。
講師は、多くの企業・自治体・教育施設等で接遇やコミュニケーション等の研修指導で多くの実績がある事務所経田 経田博子氏にご担当いただきました。経田氏は当NPOの理事でもあります。
第1回目は、サブテーマ「ヒューマンエラーを理解する(聴く力・話す力)」で講義が進められ、下記を学びました。
1)人間の特性として避けられないヒューマンエラーについて具体的な原因と結果を認識したうえで、だからこそ理解し、協力し合う関係づくりが必要であること、そのためにはコミュニケーションを意識することが大切であること。
2)「話す」基本として、相手に届く声・発声・発音など声の魅力を高めること、ちゃんと伝えるためには情報(内容)を伝えるだけではなく、気持ちを届ける姿勢が大切であること。
アナウンサーとしてもご活躍された経田講師が、声の表情を多様に変化させる技に感心しながら、自分たちも実際に声の表情を意識して実践してみました。
3)「訊く(ask)」前に「聴く(listen)」ことを意識すること、このときに心を真っ白にして、空のコップを差し出しすように、相手の心を受け止めて聴くことが大切であること。
二人一組になって「話す」「聴く」ワークを行いながら学びました。
(この報告を書いている担当も、ワークに真剣に取り組んでしまい、写真撮影をうっかり忘れておりました。失礼いたしました。)
【アンケートから参加者の声(抜粋)】
●本日の内容について
・話す、聴くことの基本的なことを実践もまじえて学べてよかった
・コミュニケーションについて振り返りと新たな学びを得ることができました
・久しぶりにこのようなセミナーに参加して楽しかった。あたりまえに行っていることを改めて意識することができた
・ヒューマンエラーするのが人間だということを具体的事例で理解できた
・発音や言葉の出し方など初めてであったが勉強になりました。コップ、なかなかですが、考え方、やってみます
・「傾聴」が大切と言いながら、やはりできていないことを再確認しました
●一番印象に残ったことは
・「心を真っ白にして聴く」ことは無理だけど、自分の価値観で聴いていることを意識して聴くことが大切
・聴いたマイナス部分を捨てる
・夜寝る前、良いことを思おうと!やってみます
・加齢の表を見て、自分のことが少し許せると思えたこと
●参加する前と後では、何か変化がありましたか?
・元気をいただきました。また、明日から頑張ります。ありがとうございました!
・チャレンジ、アクション!
・何をするにも健康第一
・どんな方々がきているか心配していましたが、参加して良かった
・いろんな人たちと話す、聞く機会を持つことの大切さを実感