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2022.05.22 キャリアシフト・コーディネーター養成講座【実践コース】 終了報告と御礼

     

    人は、支え合って生きています。支え合うためには、支えられたい人と支える人が必要です。

     キャリアネットワーク北陸では、支え合うには、まず支える人の体制を整えることが必要と考え、2020年12月に、「キャリアシフト・コーディネーター養成講座【基本コース】」を開講しました。担当役員の熱意と受講者のご協力で、基本コースを2期こなし、1年3か月の間で実践コースへと発展させ、22人の受講者を迎えました。
    そして、5月22日、最終回が終わり、14人の方が修了されました。講義や演習を通し、受講者自身がこれからのライフプランに大変役に立ったという声も多く寄せられました。また、演習時に試用したワークシートについても改善へのアイデアをいただき、受講者の意見を反映させたオリジナルシートへと進化します。

    3か月という長い期間のため、やむなく欠席という方もおられましたので、これから補習を入れて、できるだけ多くの方が修了されるように努めていきます。

    6回シリーズの内容は、開講報告の際に予定表をご紹介しましたが、実際には次のようなプログラムで進めました。

    1回目3月13日
    〔オンライン〕
    ・キャリアシフト・コーディネーターの役割
    ・セカンドキャリアのための就業支援知識
    ・押さえておきたい3つのポイント+α
      ~働く人のお悩み相談の現状
    2回目3月27日
    〔オンライン〕
    ・セルフプランニングシート体験
    ・リモートによる相談支援のポイント
    3回目4月10日
    〔会場〕
    ・傾聴の実践練習Ⅰ
    ・コーディネーターの聴き方
    ・自分の評価のくせに気づく
    4回目4月24日

    〔会場〕

    ・傾聴の実践練習Ⅱ 
    ・相談者とのリレーションづくり
    ・深める質問・広げる質問
    5回目5月8日

    〔オンライン〕

    ・傾聴の実践練習Ⅲ  
    ・リモートでの相談の注意点
    ・相談者とのリレーションづくり・信頼関係の形成
    6回目5月22日

    〔会場〕

    ・セルフプランニングのまとめ
    ・事例に見る課題と対応
    ・キャリアシフト・コーディネーターの役割 
    ・リモートによる相談の手順と印象管理

    今回の受講者は、40代から70代までと年齢幅も広く、カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格も持っている人、そのような分野は初めての人と、経験もさまざまでしたが、それぞれにキャリアを重ねた人たちで構成されていました。

    コーディネーターの役割とは何かを、回を重ねるごとに受講者たちで明確にしていったことも大きな成果です。カウンセラーでもなく、コンサルタントでもアドバイザーでもない、「コーディネーター」という役割を、キャリアネットの相談支援者として確立できた講座でもありました。
    「シフト」は、一般には、位置の移動や配置の変更、役割交替として使われています。キャリアシフトは、職業の立ち位置を変えることです。キャリアシフトには、だれもが少なからず不安や抵抗を抱きます。そのようなときに、どれだけ相談者の立場になり、話を傾聴し、支援できるかが、人生の課題でもあります。

    当養成講座は、キャリアネットで創りあげたオリジナル講座です。講座運営に関わった担当役員、受講者の方々への感謝を込めながら、これからも、ブラッシュアップ学習の場を作っていきたいと考えています。

    記録:岡野絹枝

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    ☆「人は、ひとりでは自分を学べない」☆
    ~共に学び、共に語らい、希望をもって行動し、支援され合う関係を築いていきましょう。~