企業様対象セミナー

2024.9.26 株式会社アイザック様「ミドル・シニア社員セミナー」 実施報告

    株式会社アイザック様「ミドル・シニア社員セミナー」実施報告

    (2024年9月26日)

    3年前、セミナーをご提案した際に人事部長が言われたのは、「企業というのは、働き盛りの社員には学ぶためのお金をかけるが、定年間近の社員にはなかなかできないのが現実。でも、卒業していこうとする社員たちにも学ぶ機会を提供することこそ、真に人を大切にしている企業だと思う」という言葉でした。

    そして、3年目の今年もセミナーを実施され、キャリアネット役員が講師としてお手伝いしました。プログラムは例年通りですが、内容はアップデート、60代のリスキリングや65歳からの就業情報も組み入れました。

    第1部:社内の人事制度(アイザック人事部)
    第2部:公的年金・雇用継続給付金の基礎知識とこれからの職業生活設計(キャリアネット役員)
    第3部:人生キャリアとセカンドライフの拓き方(演習含む)(キャリアネット役員)

    折りしも、9月16日敬老の日には、マスコミがこぞって次のことを報じていました。
    「65歳以上の高齢者数が3625万人となり、史上最多。働く高齢者は4人に一人、65歳から69歳に限れば2人に一人となっている。」(総務省推計)

    2025年問題は以前から分かっていたものの、1年前の今年の高齢者数が目をひきます。また、働く高齢者数の多さから、コロナ禍前とはまったく違った社会状況になったことが分かります。65歳で勤務先を卒業する人たちが圧倒的に多い日本、65歳からのセカンドステージを現役時代から計画し、「自分育て」をしておかねばならない時代になりました。

    セミナーに参加された方たちは、新聞などから情報を得ていらしたこともあり、「自分事」として、真剣に聴いてくださいました。休憩時間に声をかけてくださった方もおられ、温かい雰囲気のセミナーとなりました。

    今年の特徴は、オンライン参加の方が会場参加と同数になったことです。オンラインでの会議やセミナーが浸透してきた昨今、今後はさらにオンライン参加が増えると思われます。私ども講師は、会場とオンラインでのグループワーク両方ともに、ライブ感をもって進行していくことが課題と感じました。次のステップに向けての気づきをいただいたセミナーでもありました。

     

     

     

     

    記録:岡野絹枝