テーマ : やってみよう!「モルック」
日 時 : 2025年5月24日(土) 13:30~15:00
場 所 : サンフォルテ4階多目的スタジオ
講 師 : 諸田健一(もろだ けんいち)氏 日本モルック協会公認指導員/デジタル庁公認指導員など
*十数年前にモルックと出会い、主に石川県内の公民館や教育機関などで指導活動中。
今回は参加者12人のうち、ゲーム初体験の人がほとんどでした。講師は、金沢からお越しいただいた諸田健一先生です。大変わかりやすくご指導いただきました。
このスポーツに注目したのは、学童やサークル、老人会など、老若男女ができること、しかも、今年度のキャリアネット取組の中心となる「健康・生きがい・孤独防止」にふさわしいことです。
まずは、「モルック」(フィンランド発祥)のゲーム内容やルールを教わりました。木製の12本立てたピン〔スキットル〕を、木製の投げ棒〔モルック〕で倒し合います。
2チームが交互に投げますが、モルックの投げ方は、必ず「下投げ」です。
得点方法は、倒したピンの本数を合計する、でもピン1本だけ倒した場合は、そのピンに書かれた数字が得点になります。
チームごとに加算し合いますが、なんと合計が50点ぴったりの時だけ勝利となります。
簡単な下投げとはいえ、なかなか思うように当たらず、「あら~~」と笑い声が起こり、チームは、どんどん団結を強めて盛り上がります。最後には、初めて会った人も旧友のようになり、仲間意識が強くなるのを実感しました。
最後に、初「モルック」を体験して、ゲームの特長や感想を3つあげたいと思います。
- 軽運動でありながら、筋力やバランス感覚が必要で、健康寿命を延ばせるスポーツだと分かりました。
- 戦略を考えたり、得点計算したりと、脳が活性化して、認知症予防に役立つと思いました。
- 複数人で楽しむスポーツなので、お互いに会話がはずむ。時には、残念なため息が出たり、誉め合う歓声や拍手をしたりと、生き生きした時間を共有できました。
またやりたいねという声があちこちから聞こえたセミナーでした。
記録:飯野幸子