季節外れの猛暑のなかで、2回目の9月17日も多数の参加者をお迎えしました。
運営委員の松倉由起子と申します。グループサポーターを仰せつかったことで、2回とも参加することができ、ラッキーな気分になり、自分自身にも欲が出て、事前学習に力が入った気がしています。グループの雰囲気を上げるために、1回目のときに感じた参加者の楽しまれている様子、驚きの表情や感動など、お伝えしたいという気持ちがありましたが、その必要は全くありませんでした。
まずは、皆さん、AIを慎重に試してみるという雰囲気が強く感じられました。また、この質問をするけど、そのままの答えを箇条書きで伝えてもらうより、「感覚的に答えてほしい」という条件を付けたりして、より高度な要求をされたりしていました。
演習の終わりにグループごとの発表がありましたので、その中からいくつか書いてみます。
・AIが先生だとすると、質問する側は生徒という感想もありました。
・回答の質を上げるためには、正確な質問の仕方(プロンプト)が必要であり、その回答を更に、人間の私たちが判断していくということが大切。そして、人間味のある文章と加筆も必要との意見がありました。
・単身赴任で富山にいらしたばかりという方からの感想もいただきました。まずはAIから多数の富山の観光地情報を入手されたようですが、同じグループになった地元の方々が、富山の観光スポットを熱く語ってくださったようで、富山の人の温かさも同時に体感し、人との会話に優るものはないと感じられたようです。
・ChatGPTの危険性をChatGPTに聞いてみたという声もありました。
・基調講演のときからメモをたくさん取られ、それを見ながら感想内容を読み上げられた方も印象的でした。
笑いもあり、感動もあり、そして、なによりもご参加の皆様がAIを取り入れていこうという気持ちがふくらんでいる様子が見えて、とても嬉しくなりました。
『使われるより使いこなす』ことが人間の役割だと言われた方の言葉も心に残りました。
記録:松倉由起子