柳原正年
※4回目のテーマ:時代の先取りを楽しむシニアの実践例
4回目は、「時代の先取りを楽しむシニアの実践例」について、富山社会人大楽塾の活動をご紹介します。時代の変化を楽しみながら生きることは、シニアの新たな生きがいを見つける鍵となります。 富山社会人大楽塾では、シニアが積極的に時代を先取りし、新たな挑戦を続ける姿が見られます。
1. デジタル技術の活用
大楽塾では、シニア向けのデジタル講座が定期的に開催されています。例えば、70代の参加者がスマートフォンやタブレットの使い方を学び、SNS全国の仲間と交流を行っています。
2. 地域資源を相談した起業
たとえば、伝統製作品の技術を学び直し、現代のデザインと融合させた商品を開発・販売することで、地域の活性化に貢献しています。
3. 多世代交流の推進
大楽塾では、若者との交流イベントも積極的に企画されています。例えば、シニアが講師となり、若者に伝統的な手仕事や料理を教えるワークショップが開催されています。このような活動によって、世代間の理解が深まり、お互いの知識や技術を共有する場が生まれています。
4. 健康増進とスポーツへの参加
健康でシニア的な生活のために、スポーツやフィットネス活動に参加することも増えています。大楽塾では、「笑ヨガ教室」を開催して健康維持活動をしています。これらの活動は、身体的な健康だけでなく、精神的な充実感ももたらしています。

富山社会人大楽塾のこれらの実践例は、シニアが時代の変化を前向きに受け入れ、多様な方法で生きがいを見つけていることを示しています。
新しい技術や活動に挑戦し、地域や世代を超えたつながりを築いて、豊かで充実した人生ができるのです。

柳原正年
※富山社会人大楽塾 http://www.a–smile.info/daigaku/daigakuannai.html