ゲストトーク&忘年会 元気の出る人生の選択肢シリーズ【4】
演題「エンディングノートメイキング」~終活のイメージ、180度変わります~
日 時 :令和6年12月1日(日) 14:30~17:30
場 所 :マンテンホテル高岡駅前 カジュアルダイニングBON
ゲスト(講師):高田 由可子 氏(たかた ゆかこ) 認定看取り士・生前整理アドバイザー・認知症ケア専門士
「終活は、人生の終わりを迎えるための準備ではありません。むしろ、これからの生活をより豊かにする「生きるための」プロセスです。」というパンフレットの言葉通りのセミナーとなりました。
保育士としてお仕事されていた講師高田さんが、ご自身のおばあちゃんとの体験から介護の世界へ飛び込まれ、今は、ケアマネージャーという仕事をしながら、人生の最期を迎える時すべての人が「しあわせだった」と感じて旅立てる社会にしたい、という思いで、看取り士などの資格の取得なさったとのこと。あたたかく、包み込むような高田講師のお話の仕方に、引き込まれていきました。
エンディングノートの9つの質問に、一つずつ考えなら記入し、グループの皆さんと意見交換することで、どんどん、思考が深まっていきました。このような機会に尋ねられなかったら、考えることはなかった事柄、感情に気づく時間となりました。
最期を見据えて家族に伝えておくことは、通帳の番号や貴重品の在りかだけではなく、自分が周りの皆さんや家族にどんな気持ちを伝えたいのか、自分はどんな気持ちで最期を迎えたいと思っているのかを伝え、その日が来るまで、幸せに生きることだと気づくことが出来ました。
後半の講師を囲んでの忘年会は、講師への質問も飛び交い、参加者同士にも笑顔が絶えず、私たちキャリアネットの1年の締めくくりに相応しい、楽しい時間を過ごしました。
【参加者感想】
・いろいろ話せて、いろいろ聴かせてもらって、楽しく有意義な時間でした。
・自分の想いに改めて気づくことができ、エンディングノートも記入できて良かったです。
・看取り士の資格の存在を知り、とても興味深かったです。
・講師の方が、多くの経験をもとに今の事業をされているところが素晴らしいと思いました。
・改めていろんなことを考える機会になりました。
・人とシェアしながら、今日の自分の幸せを感じました。
・エンディングノート=暗い ではなく、明るい自分の未来の結末のために大切なノートだと感じました。
・自分を振り返るきっかけを与えていただき感謝です。
・エンディングノートというより、今の自分の気持ちを整理することが大切ということを学びました。誕生日ごとに私も書いてみようと思います。
・とても良い講座だったと思います。エンディングノートが今後の人生を考えることにつながることにびっくりしました。
・「人生の振り返りが必要」を痛感しました。
記録:松崎妙子